Written by Manabu Bannai

エンタメ分野のトップである「Flow」について調査した【有望です】

こんにちは、マナブです。
本日は「Flowチェーン」を紹介します。

Flowチェーンの概要

上記のとおりで、実績がスゴイです。
今後も伸びそうなので、取り上げてみます。

記事のもくじ

それでは、見ていきましょう(`・ω・´)ゞ

1.Flowチェーンの概要を解説する

まずは箇条書きにて、お見せします。

上記のとおりなので、順番に見ていきます。
» 公式サイト:Flow: the blockchain for open worlds

特徴①:独自チェーン

まず前提知識として、Flowは「Dapper Labs(ダッパーラボ)」という企業が運営しています。そしてDapper Labs社が「Flow」という独自のブロックチェーンを作っています。

なぜ、独自チェーンを作ったのか?

結論は「イーサリアムのブロックチェーンだと、遅すぎるから」です。

以前にDapper Labs社は「CryptoKitties(クリプトキティ)」というサービスを出しました。しかしイーサリアムが遅くなっていまい、ゲームに支障が出ました。こういった経験から、独自チェーンの開発を選んだとのことです。

なお、この経緯に関して詳しくは「CryptoKitties Maker Getting Heat Over New Blockchain」と「Flowの公式マニュアル(英語)」をご覧ください。

特徴②:独自言語あり

続いて「独自言語」に関してですが、これは「独自チェーン」とも連動しております。要するに、下記のとおり。

上記のイメージです。なお、最近だと「DAO向けのツール」も開発しており、要するに「Flowチェーン周りのインフラ構築」も進めている感じですね。

※補足:DAOとは、自律分散型組織のこと。ざっくり解説だと「ネット上のコミュニティ」と考えたらOKです。DAOでは、コミュニティ専用コインを発行している組織もあります。

なぜ、DAO向けツールを作るのか?

ここは参考までにですが、、、ゲーマーなら分かる話です。ゲームとDiscordは相性が良くて、ゲーマーの人はDiscordでコミュニティを作っています。

僕もいくつか参加していますが、そういったコミュニティに参加しつつ、同時に「一緒にプレイしたり、ゲームについて語り合う人を増やす」といった目的があります。

Dapper Labs社は「エンタメ領域・ゲーム領域」を攻めているので、つまり「ゲーマー」との相性も良く、だからDAO向けの「コミュニティツール」も作っている訳ですね。これで納得ですね。

特徴③:歴史も長い

続いては歴史ですが、Dapper Labs社は「2018年の2月」に設立されています。別に長くないじゃん、、と思うかもですが、NFT領域においては「老舗」です。というのも、NFTの歴史自体が短いので、これでも老舗になる訳ですね。

また先ほどに「CryptoKitties(クリプトキティ)」というサービスを記載しましたが、これは「2017年11月」にリリースされています。このサービスがバズり、イーサリアムのブロックチェーンが圧迫された訳ですね。

そして、この「CryptoKitties(クリプトキティ)」は「NFTゲーム」でもあります。自分で猫を育てることができて、それをトレードするなりして遊びます。こういった活動を「2017年」からスタートしていたので、普通にスゴイですよね。

特徴④:エンタメ1位

エンタメ1位という記述は、もしかしたら語弊があるかもです。しかしNFTの販売データを見ることで、たぶん納得できるはず。

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上記は「CryptoSlam」というサイトですが、歴代のNFT売上では「NBA Top Shotが4位」だと分かりますよね。この「NBA Top Shot」はDapper Labs社が運営しており、かつ独自チェーンです。

つまり、NFT総合ランキングで「4位」で、エンタメ系では「1位」であり、かつ「独自チェーンの実装である」ということが分かります。

1位のアクシーは「ゲーム領域」で、2位のクリプトパンクスは「コレクターNFTの領域」で、3位もコレクターNFTです。つまりエンタメ1位は「Flowチェーン」です。

※厳密にいうと、アクシーはゲームなので「エンタメ」に該当するかもなので、このように考えると「2位」とも言えますね。

特徴⑤:分散化している

最後に分散化ですが、ここは下記のとおり。

Dapper Labs announced that Flow community validators are now running 68% of the blockchain network’s total nodes.

Dapper Labs社のブロックチェーンは、全体の68%が、コミュニティによって運営されています。Dapper Labs社が運営する比率は、32%です。

上記のとおりで、分散化も進んでいます。なお、分散化の重要性が分からない方は、以前の記事をご覧くださいませ。
» 本日は「仮想通貨 × ランサーズ」の世界を紹介します【NASAも利用中】

2.代表的なゲームを紹介【3つ】

続いては「Dapper Labs社のゲーム」も解説します。

ここはサクッと、順番にみていきます。

その①:CryptoKitties (クリプトキティ)

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こちらは先ほども解説してますが、要するに「NFTの猫の育成ゲーム」です。リリース後にバズって、イーサリアムのネットワークを圧迫しました。

こういった背景もあり、Dapper Labs社が「独自チェーンの開発」を決めた訳ですね。なお現在でも利用可能で、もしかしたらNFTとしての価値が高まるかもですね。
» CryptoKitties | Collect and breed digital cats!

その②:Cheeze Wizards (チーズ・ウィザード)

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こちらのゲームは、たぶん現在だと停止していると思います。試してみようと思ったのですが、なぜか動かなかったです。公式Twitterも更新されていません。

なおゲームの概要としては、NFTのカードゲームです。1つ1つのカードがNFTになっており、そして戦うことができます。とはいえ現状だと盛り上がっていないので、深くリサーチしても意味ないかなと思います。
» Cheeze Wizards: A blockchain battle royale with cheese

その③:NBA TOP SHOT (NBAトップショット)

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最後に「NBA TOP SHOT」です。こちらは大きめなニュースにもなったので、聞いたことがある人も多いはず。 内容は「バスケファンの人が、自分の好きな選手のコレクターアイテムを購入できるサービス」ですね。

NBAが好きな人は、買ってみると面白いかもですね。僕も登録してみたのですが、普通にクレカでも決済できます。そして情報はブロックチェーンに保存されますので、紛失や盗難が起こらない仕組みになっています。

NBA TOP SHOTのスゴイ点

このサービスのスゴイ点は「クリプト系じゃない人達の間で、バズったこと」だと思います。最近はDeFiやNFTがバズっていますが、結局のところ「仮想通貨を知ってて好きな人が、趣味として楽しんでいる程度」ですよね。

しかしNBA TOP SHOTは、別に「仮想通貨とか、興味ないよ」という層から指示されています。このマーケットにリーチ出来ているのは、素晴らしいはず。

かつ、もっと言うと、NBA TOP SHOTを使っているユーザーは「自分が仮想通貨を使っていること」を認識していない可能性もあります。こういった状況を作れると、仮想通貨のサービスは世の中に浸透します。

もちろん現状の「OpenSea」なども便利ですが、とはいえメタマスクは難しいです。テック系の人は使いこなせますが、そうじゃない人だと難しいはず。マス層にリーチできてるNBA TOP SHOTは、素晴らしいです。
» NBA Top Shot | Officially Licensed Digital Collectibles

補足:Dapperウォレットもある

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参考までにですが、、Dapper Labs社は「独自のウォレット」も作っています。要するに「メタマスクのFlowチェーンバージョン」ですね。

こういったウォレットを作ることで、ウォレットから発生する手数料もDapper Labs社の収益になります。伸びしろがありますよね。
» Dapper - Your account manager for all things Flow

3.提携先の企業が、豪華すぎる

続いては「提携先の企業」です。ここもスゴイ。

上記のとおり。こちらも見ていきましょう。

その①:Ubisoft(ゲーム会社)

ユービーアイソフトというゲーム会社です。

有名なゲームタイトルのまとめ

例えばですが、上記のとおり。シューティング系のゲームが好きなら、たぶん「レインボーシックス」は知っているはず。超有名タイトルです。

なお百聞は一見にしかずなので、下記に「ライダーズ リパブリック」というゲームの動画を貼っておきます。

普通にクオリティが高いですよね。こういったゲームが「メタバース」になっていくとしたら、、胸アツです。

Dapper Labs社の単体だと、まだまだ「ゲーム開発力」は低いと思いますが、こういった老舗のゲーム会社と提携することで、大きなパワーが生まれるはず。元ゲーム廃人の僕としては、最高の未来です。

その②:UFC(総合格闘技)

続いては「UFC」です。これは総合格闘技なのですが、下記が公式サイトです。

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雑な説明をすると、男達がケージの中に入り、ガツガツ戦う感じです。YouTubeとかで動画も出てきますが、かなり「ガチな格闘技」です。
※ボクシングなどと比べてグローブが薄いので、一撃で相手を倒せます。

このUFCとDapper Labs社が提携して、Flowのチェーン上に「NFTのコレクティブ」をリリースする訳ですね。すでに「NBA TOP SHOT」での成功があるので、キレイな横展開のビジネスですね。 » Officially Licensed UFC Digital Collectibles

その③:LaLiga(サッカーリーグ)

こちらは「サッカーリーグ」との提携です。こちらは「スペインのプロサッカーリーグ」のことです。日本でいうところの、Jリーグですね。

そしてこの「ラ・リーガ」には「レアル・マドリードとバルセロナ」が参加しています。つまり「リオネル・メッシ」といったサッカーのスーパースター達が、近い内に「NFTカード」になる訳ですね。

これは、、、売れる予感ですね。

なお、言うまでもなくですが、これは「NBA TOP SHOT」の横展開です。1つの成功を横展開で拡大していき、爆益ということですね。

その④:Googleクラウド

続いては、Googleが提供するクラウドサービスです。

Through the multi-year partnership, Google Cloud will act as a network operator, offering its infrastructure to help Flow scale.

Flowチェーンのオペレーターとして、Googleクラウドが稼働します。複数年に続く、パートナーシップ契約です。

上記のとおり。つまり「Flowチェーンの上」に色々なサービスが乗っかり、裏側のサーバーに関しては「Googleがサポート」という感じです。 言うまでもなくGoogleクラウドは巨大なので、Flow上にあるサービスは安定稼働に繋がりそうです。

その⑤:ワーナーミュージック

最後に「ワーナーミュージック」です。ご存知でしょうか。

ワーナーミュージックに所属するアーティスト

例えばですが、上記のとおり。他にも有名アーティストが勢揃いだと思いますが、気になる方はググってみてください。つまり、Flowのブロックチェーンを通して、人気アーティストのNFTが出てくる訳ですね。スゴイ話です。

4.資金調達と競合を考えてみる

続いては「資金調達やコインの価格」を整理します。

上記のとおり。なお、調達元の「a16z」と「Union Square」は有名なので、覚えておくと良いかもです。a16zのベンチャーファンドは、仮想通貨の領域で「最も有名」だと思います。

Flowの競合は、だれなのか?

現状は「競合よりも、Flowの方が先を走っている」という状況だと思いますが、参考までに「競合となるコイン」を記載します。

上記のとおりなので、サクッと深堀ります。

なお、ここは「本来ならば、かなり詳細に深堀りすべき場所」だと思っています。しかし深堀りすると、たぶん記事が長くなりすぎて良くないので、また別の機会に取り上げようと思います。Enjinとかは、かなり凄いです。

その①:Enjin(エンジン)

まずEnjinですが、こちらの組織は「ERC-1155」という規格をリリースしています。NFTに使える規格で、要するに「NFT領域のテクノロジーに、めちゃくちゃ詳しい」ということです。

JumpNetとは

さらに「イーサリアムのサイドチェーン」として「JumpNet」というサービスを作っています。イーサリアムを使うと重たいので、その横にチェーンを繋げて、効率化している感じですね。

JumpNetを使うことで「イーサリアムのガス代が0円」になり、速度も高速化します。つまり「OpenSeaの競合にも、なり得る」ということですね。

ポルカドットとも提携している

またEnjinは「ポルカドット」とも提携しており、NFT特化のブロックチェーンである「Efinity」を構築しています。こちらはリリース前ですが、マーケットからは大きく期待されているプロダクトです。

※参考:Gaming Platforms with NFT support: Enjin (Efinity) vs Flow vs Immutable X
※参考:Enjin vs Flow for blockchain Gaming and NFTs
※参考:Battle for NFT blockchains hots up as Enjin attracts 50 projects

その②:Immutable X(インミュータブル・エックス)

続いて「Immutable X」ですが、まずは下記ニュースをどうぞ。

上記のとおりで、TikTokと提携していますね。いきなり巨大すぎるクライアントを獲得しており、、恐ろしいです。

イーサリアムのレイヤー2

なお、Immutable Xは「イーサリアムのレイヤ−2」です。先ほどに「イーサリアムのサイドチェーン」というワードを出しましたが、、今回は「レイヤ−2」です。

ちょっと細かくて申し訳ないのですが、超大雑把に説明すると「サイドチェーンよりも、レイヤ−2の方がセキュリティが高い」という感じです。Immutable Xはイーサリアムのセキュリティを維持しつつ、同時に「超高速な動作」も実現しています。
※参考:レイヤー2の主要な技術と今後の大きな方向性を理解する (有料)

Gods Unchainedというゲーム

また、すでに「Gods Unchained」という「NFTのカードゲーム」も出しており、まだベータ版ですが、ユーザーも増えつつあるようです。さらに「Illuvium」というNFTゲームも開発しており、下記が「Illuviumの動画」です。

普通にクオリティが高いですよね。また、これが最後ですが「OpenSea」とも提携をしています。なので近未来のOpenSeaでは、イーサリアムを使いつつも「手数料が0円」という状況になると思います。そうなってくると、ポリゴンチェーンの役割が減少しそうですね。

※補足:現状のOpenSeaでは「イーサチェーン or ポリゴンチェーン」を選ぶことができて、ポリゴンチェーンだと手数料が「ほぼ無料」になります。

※参考:Gaming Platforms with NFT support: Enjin (Efinity) vs Flow vs Immutable X
※参考:NFT marketplace OpenSea plans to integrate Layer 2 protocol Immutable X
※参考:Immutable X Breaks Records With Over 720,000 Registrations for $12.5M
※参考:A Deep Dive Into Immutable X: The First Layer 2 For NFTs

その③:World Asset eXchange(ワールド・アセット・エクスチェンジ)

最後に「World Asset eXchange = WAX」の紹介です。こちらも凄いプロジェクトで、公式サイトから引用します。

According to https://dappradar.com/industry-overview, WAX has over 325k daily users and more than 15 million daily transactions. Additionally, the WAX Cloud Wallet is the most used blockchain wallet in the world with more than 5 million accounts (https://wax.bloks.io/).

DappRadarによると、WAXの1日のユーザー数は「32万人以上」で、1日のトランザクション数は「1,500万回以上」です。さらにウォレット数は「500万」を超えており、世界で最も使用されているブロックチェーンウォレットです。

Known best as “The King of NFTs”, WAX is the leading NFT network and has successfully facilitated the trade of millions of NFTs from partners including Topps (Major League Baseball), Capcom (Street Fighter), Funko, Atari, Sony’s Funimation.

NFTのキングとして知られるWAXは、NFT領域のリーディングカンパニーです。提携先としては「Topps、カプコン、Funko、Atari、ソニー」などがあります。

上記のとおり。と言いつつも、、申し訳ないです。僕はこのプロジェクトを知らなかったので、またリサーチしてみようと思っています。

とはいえ、今回の記事では「Flow」に特化しているので、この領域には「強力なライバルがいる」ということが伝われば幸いです。

※参考:Battle for NFT blockchains hots up as Enjin attracts 50 projects

5.Flowチェーンへの、投資判断

というわけで、ここまでお疲れさまです。
最後に「投資の判断」について解説していきます。

結論:わかりません

スイマセン。これ毎週のように記事で書いていますが、、未来は誰にも分かりません。しかし客観的なデータとして、Flowの凄さは伝わりましたよね。

現状は「割高」な可能性もある

参考までに、下記のツイートをご覧ください。

上記の「連続ツイート」を見ることで、現状の価格水準は「割高である可能性がある」と判断できるかもです。とはいえ逆の見方をすると、割高であるはずなのに、そこまで価格が下がっていない、とも考えることができます。

投資は個人の判断なので、自己責任でどうぞ。とはいえ、せっかくなので「僕なら、どういったタイミングを見るか」という事を書いておくと、結論は「チャートにて底打ちが見えてきたら、そこで買ってみるのもあり」くらいですかね。

チャートの「底打ち」のタイミングとは

とはいえ、じゃあ「底打ちって、どういったチャート形状ですか?」との質問も生まれるはず。ここは個人の判断になってくるので、自己責任でどうぞ。

僕だったら、たぶん「Wボトム後の、上昇トレンドの確定」くらいを見てから、あとは「その時点での仮想通貨マーケットの市況」を考えつつ判断します。

結局のことろ、ビットコインやイーサリアムが伸びない限り、他のコインも伸びづらいです。というわけで、以上が投資に関する話です。

というわけで、、、今回もお疲れさまでした。 ここまでの文字数をカウントしたら、8,800文字でした。長いレポートですね。

しかし日本全国を見回した際に、ここまで深く「Flowを知っている人」は、極々少量だと思います。こういった知識の積み重ねにより、将来的な「波乗りチャンスの獲得」にも繋がるはずです。

僕も引き続きで学習していきますので、知識定着の「アウトプット」としての記事執筆も頑張ります。本記事が、少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました🙇