Written by Manabu Bannai

ビットコインと連携予定である「ICP」について調べてみた【期待です】

こんにちは、マナブです。
本日は、下記のニュースを取り上げます。

上記を深堀りしつつ、勉強していきます。
知識ゼロでも分かるように、順番に解説します。

記事を読むメリットとは

メリットは上記のとおりです。
それでは、本日も学習していきましょう(`・ω・´)ゞ

記事の目次

1.ICPとは【名称:インターネット・コンピューター】

結論は「ブロックチェーン・シンギュラリティ」を目指す組織です。

ブロックチェーン・シンギュラリティとは

横文字が多く、よく分からないですよね。

要するに「ブロックチェーン技術を使いつつ、あらゆるシステムやサービスを”再構築”したい」といった感じです。

うーむ、これでもよく分からんですね。 なので大雑把に説明すると、ブロックチェーン技術を使い、世の中を「更に最適化していきたい」といった感じです。

公式サイトから、ビジョンを引用する

下記のとおりに引用しつつ、翻訳もします。

The DFINITY Foundation is a not-for-profit organization developing technology for the Internet Computer blockchain.(DFINITY協会は、ICP技術を開発している非営利団体です。)

We are headquartered in Zürich, Switzerland, and have major research centers in Switzerland and California, and remote teams in places such as Germany, the UK and US.(スイスに本部があり、カリフォルニアには研究センターがあります。またドイツ、イギリス、アメリカ等にリモートチームが存在します。)

We aim to create a "blockchain singularity" in which every system and service is rebuilt and reimagined using smart contracts and runs entirely from infinite public blockchain without need for traditional IT.(私達は、ブロックチェーンの”シンギュラリティ”を目指しています。世界観としては、あらゆるシステムやサービスが”スマートコントラクト”で最適化される状態です。)

上記のとおり。 かなり壮大なビジョンなので、難易度が高いと思います。

どういった課題を解決するのか

課題解決の部分に関して、もう少し深堀りします。

キーワード:ネットインフラの民主化

創業者のインタビューを読む限りだと、インターネットインフラの「民主化」を目指しています。現在の世界では、ネットは民主化されていません。どうゆうことかと言うと、例えば次のような状態です。

上記のとおりで、要するに「インフラの独占」です。

シリコンバレーでは、新しい企業を作りつつ、最終的には「Facebookに売却する」という目標を持つ人が増えています。 要するにFacebookなどが市場独占をしており、資金も潤沢なので、皆さん売却を狙うわけですね。

しかしこれって、本当に正しいことですか?
もっとオープンな競争があり、多様化する世界もありだと思います。

大手の独占は、デメリットもある

ここまで読んだ方は「ふむふむ、、たしかにそうだけど、、でもGoogleは便利だし、Amazonも便利だし、、別に良くないか?」と思うかもです。

しかしインフラが独占されることで、分かりやすいデメリットがあります。
それが「AWSサーバーが故障すると、他サービスに波及する」ということ。 AWSじゃなくでも同じですが、皆さんも経験済みのはず。

Facebookが落ちてメッセージが送れなくなったり、AWSサーバーの障害により複数サービスが動かなくなったり、Slackが落ちて仕事が進まくなったり、、など。

こういった「インフラの独占」という問題を、ICPのプロジェクトは解決しようと動いている訳ですね。 素晴らしいビジョンですが、敵は強いです。ある意味で、巨大テクノロジー企業が対戦相手になりますよね。

というわけで、以上がプロジェクト概要です。
いったん次の項目では、時価総額などのデータをまとめます。

ICPに関する各種データ(※2021年10月4日現在)

下記のとおりで、箇条書きします。

上記は「CoinMarketCap」からのデータです。

時価総額の補足

時価総額が「8,980億円」と書かれても、イメージが沸かないですよね。
なので、他のコインや企業の時価総額も、参考までに記載します。

上記のとおり。
要するに「ICPは、ヤクルトくらい」ですかね笑。

補足:資金調達に関するデータ

2018年2月7日:$61M = 約61億円(調達元:アンドリーセン、ポリチェーン
2018年8月28日:$102M = 約102億円(調達元:アンドリーセン、ポリチェーン)

※上記データは「CrunchBase」から引用をしています。

なお「アンドリーセン=アンドリーセン・ホロウィッツ」で、世界的に有名な投ファンドです。仮想通貨の領域では、たぶん最も有名なはず。 そして「ポリチェーン=ポリチェーンキャピタル」です。こちらも超有名。

参考までに、下記で他の有名プロジェクトの調達額も記載します。

OpenSea(引用元:CrunchBase

Compound(引用元:CrunchBase

Airbnb(引用元:CrunchBase

上記のとおり。
ICPの調達額は、わりと「大きめ」であることが分かります。

2.ICP上にあるアプリを使ってみた【完成度も高い】

2021年6月15日に、ICPの開発環境が公開されました。
つまり誰でも、ICPのチェーン上にアプリを作れます。

TikTokのクローンアプリがバズった

下記の記事が出たときに、多少のバズが発生しました。

icp3-min.jpeg

※引用元:Dfinity demonstrates its TikTok clone, opens up its ‘Internet Computer’ to outside developers

詳しくは上記も見て欲しいですが、ICPチェーンの上に「TikTokのクローンアプリ」が開発され、そして公開されました。

TikTokは「約1,500万行」のコードで動いているみたいですが、これをICPで開発すると、なんと「1,000行以下のコード」で作れるみたいです。

ICP上のアプリは、続々と増えています

2021年6月15日に開発環境が公開されたばかりにも関わらず、現時点(2021年10月)で複数のアプリが、ICP上に構築されています。

気になる方は触ってみてください。僕は全て触ってみたのですが、普通にサクサク動くと思います。

かつ「Uniswapのクローンサイト」とかは、ぶっちゃけ、ほとんどコードを書かなくても作れたりします。なのでICPが伸びてくれば、DeFi系のプロジェクトも移動してきそうです。

余談:ICPunksを買ってみた件

ここはネタという感じですが、、参考までに。

上記のとおりで、いくつかNFTを買いました。

ぶっちゃけデザインは微妙ですが、もし仮に「ICPが世界を変える」といったプロジェクトになった場合は、大きな価値が生まれそうです。

僕はCryptoPunksを買いましたが、これと同じ理由です。

イーサリアムは、間違いなく世界を変えました。なのでイーサリアム上にあった「初期NFT」として、CryptoPunksの価格が上がった訳ですよね。

というわけで、ICPのパンクスは、果たしてどうなるか。

3.ICPが「ビットコイン」に接続する件【バズの起点】

ここからの話題は、すこし面白くなるはず。
記事の冒頭に掲載したニュースを、再度貼ります。

記事をここまで読んだ上で「上記のニュース」を読むと、かなり理解しやすいはずです。国民の99%は理解できないはずなので、優位性ですね。

とはいえ日本語ニュースだと情報が少ないので、公式を見てみます。

なぜ、ビットコインに接続するのか?

公式ブログから引用しつつ、翻訳します。

Bitcoin is a payment network without support for smart contracts. The Internet Computer will provide smart contracts that can natively hold, send, and receive Bitcoin (without the need for bridges or private keys) through an application of Chain Key cryptography, which will directly integrate the networks.

ビットコインには、スマートコントラクト機能がありません。しかしICPを使うことで、ビットコインを直接操作して、保有や送金が可能になります。

The scope of this feature is the integration of the Internet Computer with the Bitcoin blockchain with the following goals: (1) Making powerful smart contract functionality available for Bitcoin transactions; (2) enabling Bitcoin transactions with fast finality and low transaction cost.

ビットコインへの接続では、次の2つの目標があります。1つ目は「強力なスマートコントラクト機能を、ビットコインに適用する」です。2つ目は「高速かつ、安い手数料で、ビットコイン取引を可能にする」です。

上記のとおりで、これは凄いですよね。
もし上記が実現したら、間違いなく注目を浴びそうです。

具体的に、どういったメリットがあるのか?

とはいえですが、、、なぜビットコインと繋げるのか? 具体的なメリットについて、もう少し公式から深堀りします。

An example class of applications that will become possible with this integration are decentralized finance (DeFi) applications,(例えばですが、DeFiのアプリケーションを改善できます。)

which can currently be implemented only with wrapped bitcoin and additional trusted entities on blockchains such as Ethereum.(現状のDeFIでは、WBTC等が主流です。しかしICPがビットコインに接続することで、ビットコインを直接DeFiに流すことができます。)

Moreover, bitcoin could be used for paying for any kind of services on the Internet Computer, opening up an endless number of application scenarios.(さらに言うと、ビットコインをインターネット上のあらゆるサービスの支払いに使えるようになるので、とても便利になります。)

上記のとおり。
最初の注目は「DeFiとの連携」ですね。

現状のDeFiだと、WBTCといったコインしか使えません。
しかしWBTCは中央集権型なので、リスクが高いとも言えます。

ICPを通して直接ビットコインを動かせるなら、便利ですよね。
しかしICPのバグもあり得るので、、果たしてどこまで普及するか謎です

メタマスクが不要になる未来

ICPを使うことで、HTTP接続でコイン操作が出来るようになります。
現状だとメタマスクを使い、ガチャガチャといじらないといけないですよね。

しかしICPを使うことで、まるで「ネットサーフィンをしている感覚」にて、DeFiなどのアプリケーションを使えます。

ブラウザでビットコインのウォレットを読み込み、指紋認証にて送金するようなイメージです。ここは創業者が動画で解説しています。

上記の動画をみるか、もしくは「ICPチェーン上のアプリ」を使うことで、実際に体験できます。 使うと気付きますが、普通に便利ですね。

4.ICPに投資すべきなのか【ネガティブニュースあり】

というわけで、最後に「投資」について触れておきます。

結論:わかりません

僕が記事で取り上げるプロジェクトは、個人的には注目しています。 とはいえICPに関しては、、どうなんでしょう。判断は難しいです。

まだまだ「道のり半ば」ですし、かつ開発環境が公開されたのは「2021年6月」です。この記事の執筆は「2021年10月」なので、最近の出来事です。

参考までに、3つの情報を記載する

投資判断において、すこし情報を掲載します。

上記のとおりで、サクッと順番に解説です。

まず「その①」に関しては、これは説明不要ですね。ビットコインとの接続が完了したら、わりと大きめなニュースになりそうです。

続いて「その②:フロントエンドの分散」ですが、ここも重要。最近のDeFiは「アメリカからの規制」が進みつつあります。下記のとおり。

要するに「1inchという有名なプロジェクトが、アメリカ市民だと使えなくなった」というニュースです。

多くのDeFiプロジェクトはAWSなどで運用されているので、表向きは匿名でも、Amazon社は「運営者の情報」を持っているはずです。 この情報を警察に渡されたら、DeFi運営者は逮捕リスクもあります。

こういった規制から逃げるために、ICPが活用されるかもです。

ICPは非営利団体で運営されており、オープンソースです。 ICP上のDeFiプロジェクトなら、完全匿名を維持できるはずです。僕は実際に「ICP上にWebサイト」を作ってみましたが、これは完全匿名で実現しています。

続いて、3つ目の情報として「ヴィタリック氏の言及」です。
2019年のインタビューにて、次のように答えています。

上記のとおりで、ヴィタリック氏も技術力を認めています。
下記動画の「7:53」から、該当箇所が見れます。

しかし。ネガティブニュースもある

そもそもの話ですが、ICPは暴落しています。
リリース直後に急騰して、一気にランキング10位以内に入りました。

しかし翌日には急落して、価格は95%ほど下落しました。
ここがググればすぐに出てくるので、説明は以上にします。

かつ、下記ツイートも参考になります。

上記のとおりで、トークン設計のミスが指摘されています。
また人によっては、次のように話しています。

初期投資家が3円で買ったなら、今の価格(=約5,000円)では買いたくない

上記にも同意できますが、、、とはいえ、これは全てで同じですよね。

ビットコインも、昔は安かったです。
初期なんて、ほぼ無料のようなモノでした。

イーサリアムも同じ。全てのコインに共有です。

なので結局のところ、ベストタイミングを狙う人は、そもそも「エントリーするタイミングが見つからない」という状態になると思うんですよね。

ICPの今後は不明ですが、僕は注目しています。
というわけで、今回の記事は以上です (`・ω・´)ゞ