Written by Manabu Bannai

Mirror.xyzとは【ブログ × 仮想通貨 × NFTの未来/詳しく考察した】

こんにちは、マナブです。
本日は、下記のニュースを取り上げます。

今回は「Mirror.xyz」のプロジェクトを考察します。
先日に「一般公開」されましたので、見ていきましょう。

Mirror.xyzとは

公式から、キャッチコピーの引用です。

Writing as usual. Publishing like never before.(いつも通りに書きつつも、今までにない出版を)

うむ、、これだとよく分からんですね。
ニュースサイトでは、次のように言われています。

Medium, but make it crypto.(Mediumだけど、仮想通貨で作られている)

これだと、理解しやすい人も多いはず。

Mediumというブログ用のプラットフォームがあるのですが、クリプト系のスタートアップでは「定番のブログツール」となっています。

しかしMediumは、言うまでもなく仮想通貨には対応していません。 Mediumを仮想通貨に対応させて、同時に「イケてる感じのサービス」に仕立て上げたのが、今回紹介する「Mirror.xyz」ですね。

※注意点:ネットでググると「Mirror.finance」という仮想通貨の情報が出てきます。これは「Mirror.xyz」とは別プロジェクトなので、要注意。名前が同じなので、混乱しやすいですね。

Mirror.xyzは、どういった問題を解決するのか?

海外の記事から、下記のとおりに引用します。

下記のとおりに、翻訳しておきます。

上記のとおりで、ライター経験のある人なら、分かるはず。
僕も過去に散々、下記のような経験をしました。

上記のとおり。ライターじゃなくても、分かりますかね。
こういった問題を解決していくのが、Mirror.xyzです。

具体的には、どういった機能があるのか?

Mirror.xyzのサイトには、下記のガイドがあります。

mirror2-min

上記の8つが機能なので、順番に解説します。

その①:Editor(=編集機能)

記事を投稿したり、編集したりできます。
実際に使うと分かりますが、WordPressに似ています。

その②:NFTs(=NFT機能)

自分の記事を「NFT化」できます。収益を得ることができます。

その③:Crowdfunds(=クラファン機能)

アイデアを公開して、事前に資金集めができます。ライティング × クラファンという感じですね。※ここは期待大なので、記事の後半で深堀りします。

その④:Auctions(=オークション機能)

自分のNFTをオークション販売できます。
OpenSeaでも可能ですが、より「ライティングに特化」という感じですね

その⑤:Splits(=収益の分配)

コラボ記事を書くときに、自動的に収益分配を設定できます。

例えば僕が「Aさん」に執筆を発注して、僕がマーケティングして売ったとします。
その際の収益分配を「50% : 50%」に設定し、自動化できます。

その⑥:Editions(=コレクション販売)

コレクションNFTを販売できます。
OpenSeaでも可能ですが、より「ライティングに特化」してる感じ。

その⑦:Entry Editions(=記事コレクション)

記事をNFT化しつつ、同時に「コレクション化」できます。
要するに、記事を複数セットにして「本にして売る」感じですかね。

その⑧:Token Race(=コミュニティ投票)

コミュニティ向けにコインを発行して、そこで「投票」を実行できます。

例えば僕が「仮想通貨の学習サイトを作ります」と宣言して、その後に「マナブコイン」を配布します。マナブコインを持っている人は、学習サイトの構築において、投票権(=自分の意見を通す権利)を持ちます。

なおマナブコインの所有者が「なんか飽きてきたし、、もう抜けるか」と思ったら、所有しているマナブコインを転売することも可能です。
※もちろん、ちゃんと流動性があることが条件です。

更新情報:2022年1月31日

Twitterをみていたら、下記の情報が流れてきました。

Mirrorのクラファン機能を使う時は、ご注意くださいませ。日本在住なら、使わない方が良さそうですね。

創業者と資金調達について

プロジェクトを考察するときは、社長が大切ですよね。
というわけで、Mirror.xyzの創業者の情報です。

上記のとおり。言うまでもなくですが、超優秀ですね。
また資金調達の情報に関しては、下記のとおりです。

Union Square Ventures Values Crypto Publishing Tool Mirror at $100 Million(Union Squareベンチャーズは、1億ドルの評価額でMirrorに投資しました)

Union Square Ventures, an early backer of the cryptocurrency exchange Coinbase, has invested in crypto publishing tool Mirror.xyz at a $100 million valuation, according to two people with direct knowledge of the funding.(Union Squareベンチャーズは、コインベースに初期から投資していました。そして同社は、Mirror.xyzに新規で投資をしました。評価額は1億ドル。)

The one-year-old startup has raised at least $10 million across two recent seed financings from investors including USV and Andreessen Horowitz, the people said.(設立から1年のMirror.xyzは、Union Squareベンチャーズやアンドリーセンホロウィッツから、少なくとも1,000万ドルを調達しています。)

上記のとおりで、要するに「めちゃくちゃ優秀」ですね。
過去に事業売却もしているので、普通に億万長者かもですね。

Spotifyに事業売却した際の「価格」もググってみたのですが、残念ながら「価格は非公開」でした。
※参考:Spotify acquired blockchain startup Mediachain

Mirror.xyzは、どういった未来を作るのか

というわけで、サービス概要がわかったと思います。
続いては「Mirror.xyzのある未来」について考えます。

僕が考えるアイデアを3つ紹介

上記のとおりなので、順番に解説です。

その①:NFT小説家

まずは、僕が最も期待する未来です。

上記のとおり。
そしてこれは「Mirror.xyz」で実現済みです。

Emily Segal, for instance, who is a publisher on Mirror.xyz, launched a crowdfunding effort for her upcoming novel titled “Burn Alpha.” As of June 2021, Segal has been able to raise 25 ETH through her $NOVEL token, which calculates to about $64,000.

エミリーセガルは、Burn Alphaという小説のためにクラファンをしました。クラファンはMirrorの上で実行され、合計で25ETHを調達。日本円だと約1,000万円。クラファンでは$NOVELというコインも発行されました。

上記のとおり。
これって、最高じゃないですかね。

例えば好きな小説家がいたら、その人のクラファンを支援します。今までは「支援して、見返りに本が届く」というのが普通だったはず。

しかし今後の未来では「クラファンで支援 → 著者のコインが貰える → そのコインが値上がりしたら、自分の資金が増える」という状況が起きます。

もしくは、ただ小説の完成を待つだけじゃなく、自分から「積極的なプロモーション活動」もできます。 著者のコインを持ちながら、同時に「ガバナンスの実行」をします。要するに、次のような動きです。

上記のとおり。
こういった動きを「DAO(=自律分散型組織)」と呼びます。

最も巨大なDAOが「ビットコイン」ですね。
マイナーはビットコインに雇われていません。

しかし自分の利益のために動きますよね。
この流れを、出版業界にも持ってくることができます。

その②:NFT漫画家

続いては、、、NFT漫画家です。
といっても、これは「NFT小説家」と似てますね。

マンガの著者は、自費出版したら良い

今の時代って、お客さんへのリーチが簡単になりました。なので漫画家の人は、別に出版社を使わなくていいと思うんですよね。

例えば「同人誌系のマンガ」とかを作るなら、相性が良いかもです。濃いコミュニティから資金を集め、そこから執筆に取り掛かるなど。効率と収益性が高まります。

NFT漫画なら、漫画村も防げる

以前に「漫画村」というサービスが問題になりました。漫画村を無料でネットにアップして、荒稼ぎしたサイトです。

漫画村の問題点は「収益が全て、サイト運営者に入る点」です。しかし漫画をNFT化することで、こういった問題を防げるはずです。

マンガNFTを仮想通貨のウォレットに紐づけておき、そのウォレット所有者だけがマンガを読めるようにするなど。

こういった仕組みを構築することで、より「シームレス」に、漫画家の作品を世界に届けることができるはずです。※シームレス=摩擦を減らす=中間マージンを減らす、という意味

更新情報:2022年4月7日

たまたまTwitterで下記の意見を見かけました。

上記に関して、僕の勉強不足でした。そして下記ツイートもご覧ください。

上記の「@kaa_a_zuさん」のコメントが、僕が意図していたことです。

とはいえ、過去の僕は間違っており、NFT所有者のみを「マンガ閲覧可能」にしても、データをコピーされたら意味ないですね。結局は、また漫画村が出現する可能性があります。

では、どうするか? 正直なところ、現時点だと明確な解決策は存在しないと思います。

仮にネット広告の仕組みが進化して、例えばですが「漫画村のサイトに広告を出している企業=ブロックチェーン上で完全に明確化できる」という世界になれば、企業としては「評判が落ちるリスク」を懸念して、漫画村のようなサイトに広告を出さなくなるかもです。

こういった未来になれば、ネット世界の健全度が高まりそうです。とはいえ、現時点のNFTの技術のみだと、やはり解決は厳しそうですね。@catnose99さん@kaa_a_zuさんさんのおかげで思考が深まりました。感謝です!🙇‍♂️

その③:NFTジャーナリズム

最後に、、NFTジャーナリズムです。
ここが実現したら、僕は最高に喜びます。

ルトガー・ブレグマンさんを知っていますか

皆さんは「隷属なき道」という本を知っていますか?
これはオランダ人のジャーナリストが書いており、良質な本です。

最近は「Humankind 希望の歴史」という本も出して、これは世界的にバズっていました。僕も購入し、読み、最高に感動&驚きがありました。

現状のジャーナリズムには問題がある

ぜひ「ルトガー・ブレグマンさん」の本を読んでみて欲しいのですが、たぶん驚きがあるはず。なぜなら「恐ろしいほどの労力をかけて、1冊の本を執筆している」という点です。

しかしこれって、リスクが高いと思いませんか?

1年くらい準備をして、1冊の本を仕上げたとします。
しかし全く売れず、資金もなく、すると著者は苦しむことになります。

それでは「NFTジャーナリズム」を使うとどうなるか?

例えばですが、ルトガー・ブレグマンさんがクラファンをします。

上記のとおり。
こうなったら、僕は速攻で支援しますね。

NFT所有者としては、次のような選択肢が生まれます。

上記のイメージ。
これって、楽しくないですかね。

現状の「出版業界」は非効率が多いので、改善されるべき。
僕は「Mirror.xyz」が生み出す未来に、期待しています。

というわけで、本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます😌